建築撮影のレンズ(外観編)

2020.9.21

今回から【機材・技術編】のブログを始めます。まず1回目は、 外観を撮る際の『建築専用レンズ』についてご説明いたします。
当たり前ですが、建物を画面内に収めなくてはいけません。しかし、東京都内では多くの場合、撮りたい建物と向かいの建物の距離が近いです。広角レンズが必要ということです。

 

日中撮影の外観写真

次に、建築撮影で重要なことの1つに水平垂直がとれていることです。建物の高さを仮で5mとします。建築専用でない広角レンズだと写真右うえのように上が窄まった形でしか収まりません。 右の写真は圧迫感がありますが、左の写真は落ち着いていて上品に見えるはずです。  
※あえて見上げるように撮る場合もあります。

日中撮影の外観写真

建築専用レンズを使用すると、水平垂直で収めることができます。 水平垂直を保ったまま、目線が上がっていきます。 せっかくなので、一般的な広角レンズとの比較写真をご覧ください。 このように機材にこだわって撮影することで、写真の質が大きく異なります。
今回ご紹介したレンズにご興味のある方は、お気軽にご質問ください。